みなさん、「下肢静脈瘤」という言葉を耳にされたことがありますか?
あまり聞いたことがない、とおっしゃる方が殆どではないでしょうか。
読み方は「かし-じょうみゃく-りゅう」といって、これ実は誰しもがなってしまう可能性がある病気、症状なのです。
http://www.thespeaks.com/
この下肢静脈瘤の症状は、その名を読んで字のごとく、下肢、つまり「足」「脚」の静脈に血液が溜まってしまい、
膨れ上がった静脈が、まるで瘤(こぶ)のように見える、一種の血管疾患に類別されます。
殊に女性の方は、見栄えの面から気にされる方も多くいるとのことですが、血管疾患という病気のひとつであり、
悪化すると、様々な炎症や、激痛を伴うようになってしまうことも珍しくないのです。
必要以上に気にすることはありませんが、きちんとその原因と対処方法を知っておいた方がよいと思います。
では、いったいどんな原因で、下肢静脈瘤の症状が出やすくなってしまうのでしょうか。
試しに、身体全体の中でも、足の方に血が溜まってしまいがちな場面を想像してみてください。
まあ、例を上げれば立ち仕事の多い方、運動が不足しがちな方、加えて年齢を重ねるごとに症状が出やすくなってしまう、というのが一般的なところです。
こうした例を想像していただければ、血管が心臓に戻りにくくなり、足の静脈に血液がたまってしまう、といった原因の一端に多少なりとも想像していただけるのではないでしょうか。
原因に想像がついたところで、次は下肢静脈瘤になりにくくする、予防する対処方法について考えてみましょう。
大事なのは、足の静脈に溜まりがちな血液を、どうやって心臓に戻してやればいいのか、そこがポイントになります。
「立ち仕事の多い方」の場合、仕事ですからなかなか難しいところがあるかとは思います。
その場合は、できるだけ休憩時間などに、横になれる場所があれば、足の下にクッションや座布団などを置き、
足を心臓の位置より高くして休養をとるという方法があります。
また夜、自宅で就寝するときにも同様に、膝から下に同じようにクッションや座布団などを引いてお休みになるのも効果的です。
「運動が不足しがちな方」の場合は、いうまでもないでしょうが、運動をしてください。
軽いウォーキングでもサイクリングでもOKです。今まで全く運動らしい運動をしていないからといって、無理は禁物です。
少しずつでいいですから、自分の体力や時間の許す限り、全身を動かす運動をして、心臓に血液を戻すように意識してみてください。
「加齢による方」の場合、より無理は禁物ですが、
足を鍛えることで、副次的に痴呆予防にもよい効果がありますので、気軽な散歩などを楽しまれるようお勧めします。
いずれにしろ、下肢静脈瘤は、誰もがなる可能性のある疾患ですので、
こうした基礎的な知識を知り、普段から実践することで防ぐことができます。
私の知る、ちょっとした知識が、皆さんの健やかな生活の一助になれば幸いです。